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〈BAD VIBES ONLY〉は、2021年に Hibi Bliss と Lil Mofo によって始動したクラブナイトであり、2026年からは Hibi Bliss が単独でオーガナイズを担っている。多くのダンスフロアが「クライマックス」を先に設計する中で、このパーティーが重視してきたのは、音の流れそのものが夜を形づくる状態だ。過剰な演出や物語性に依存することなく、フロアに生まれる VIBES を積み重ねていく。 今回は、ロンドンを拠点に活動する Lagoon(LDN / UK)を迎える。彼はDJとしてだけでなく、クラブシーンの文脈を自らの表現に取り込みながらダンスフロアを駆け抜けるスタイルを持つアーティストであり、そのセットは音楽とパフォーマンスが混ざり合うような躍動感を備えている。近年は世界各地のクラブやプラットフォームでも注目を集めており、揺らぎある展開と強度ある選曲で夜の空気を引き裂くように変えていく。 加えて、ローカルからは Katimi Ai が登場する。ハウスやテクノを軸にしながらも、アフロ・ディアスポラの感覚やリズムを織り交ぜたプレイで知られ、その選曲とミックスはフロアに独特のうねりを生み出す。 さらに、Stupid Kozo。ダンスミュージックを軸に、多様なジャンルを自然に横断するセレクションと、流れを重視したミックスで知られる存在。長年にわたって積み重ねてきた感覚が、夜の展開に揺らぎをもたらす。 突如として関西から東京のフロアをぶっ壊すために現れた DJ Daddy Devil(a.k.a Beenie Pimp)と glico。2人は下品な音を好みながらも、チャラつかず、ひたすらドープ。パーティー名通りの〈BAD VIBES ONLY〉なB2Bユニットだ。Hibi Bliss の単独オーガナイズ1回目となるフロアを、混沌へと掻き乱し、破壊するようなプレイをすることだろう。 決まったピークや正解は用意されていない。音が重なり、時には歪み、ズレが生まれ、VIBES が更新され続ける。そのプロセスこそが、〈BAD VIBES ONLY〉のフロアそのものである。 いい夜は、予定通りには終わらない。 そして朝方、帰る理由を失う。