地を這い回る太いベースライン、荒削りなリズム。空間を歪ませるエコーとディレイのゆらめき。極限まで削ぎ落とされた構造ゆえに際立つ空白のスリル。理論と感覚が不可分に同居する音響芸術の美学。 MONZAにとって「ダブ」とは単なるジャンル識別タグにとどまらない重要な音楽的概念でありつづけており、そのフィーリングは2人のDJのあいだでごく基本的な共通認識のひとつにまでなっています。 夏の盛りを迎える8月1日、初の試みとなる “DUBBYバージョン” のMONZAを開催するにあたってゲストにお招きするのは、九州・宮崎を拠点にルーツレゲエ / ダブセレクターとして活動されるYOSSY氏。 カスタムメイドのミキサー、エコー&リバーブ類、プリアンプ、それにサイレンマシンなどを積み込んだラックの上にはターンテーブルが1台。サウンドシステムカルチャー由来のオーセンティックで誠実なスタイルを貫くYOSSY氏のセットは、都市熱に浮かされた我々の知覚を優しく激しく揺さぶってくれるはずです。 text : kohei
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